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私たちがにおいを感じるとき、体がどのように働いているかについてはあまり理解していません。ここでは、においを感じるときの体の仕組みや働きについて解説していきます。

においを感じる体の仕組み

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上図で示している箇所を簡単に説明します。

嗅上皮
鼻の奥にあたる鼻腔(びくう)には嗅上皮がある。嗅上皮は嗅粘膜とも呼ばれ、嗅細胞がびっしりと並んでいる。

嗅細胞
嗅粘膜にあるにおいを感じるための一時感覚細胞。先端に嗅線毛のついた突起を嗅粘膜内に出している。

嗅球
嗅覚中枢。においを知覚するための機関。

においを感じる流れ

これだけでは、まだにおいを感じる流れはよくわかりませんね。具体的に順を追って説明しましょう。まず、空気と一緒ににおい分子が鼻に入ります。するとにおい分子は嗅粘膜で溶けます。

嗅粘膜で溶けたにおい分子は嗅線毛のセンサーに感知され、嗅細胞が興奮を起こします。この興奮で電気信号が起こり、嗅神経を通って嗅球に伝わります。嗅球に到達した信号によって、私たちははじめてにおいを感じます。

においの良し悪しを判断するのは大脳皮質=個人の感覚

においを感じた段階では、良し悪しについてはまだわかりません。においの良し悪しは大脳皮質によって決められます。ということは要するに、においの良し悪しは私たち一人ひとりの脳で決められるということになり、におい分子の種類で決まるわけではないということ。

大脳皮質は私たちが生まれ育った環境や積み重ねてきた経験や、身につけてきた文化・習慣など、あらゆる情報が蓄積されています。においの情報は、これらのフィルターを通して良いか悪いかを判断されます。つまり、最終的にはにおいは個人的な経験、学習などの蓄積によって良し悪しが決められるというわけなのです。

近年では「においフェチ」など他人にはあまり理解できない嗜好などが話題になるようになりました。汗のにおいが好きな人においの感じ方は人それぞれ違うということがよく分かる事例でしょう。

子供の頃から慣れ親しんでいたにおいが、他人にとっては不快で仕方ないということもあるのです。例えば、子供の頃から親のタバコのにおいに慣れていると、大人になってもタバコの臭いを不快に感じることはあまりないでしょう。

逆に、親がタバコを吸っていなかった場合、大人になってからタバコのにおいを不快に感じることもある、ということ。もちろんケースバイケースなのですが、自分がクサイと感じたからといって、必ずしも他人もクサイと感じるわけではない、ということなのです。

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